<style>
#yuki_logo{
text-align:center;font-size: 14px;color: #383434;
}
#yuki_logo p{
color: #383434;
}

</style>

Pocket


ベラルーシで、アクセラレータに関するパネルのモデレータをしました


 

rockstart
ミンスクのコワーキング・インキュベータスペース Imaguruで開催されたスタートアップイベント Global Entrepreneur Weekにて。写真はアムステルダムのアクセラレータRockstartのファウンダー、Oscar Kneppers。

ベラルーシの首都ミンスクで開催されたスタートアップイベントでモデレータを務める機会をいただきました。

アクセラレータプログラムを運営する4名の方が参加する「アクセラレータ・パネル」というパネルディスカッションのモデレータです。モデレータとは司会・進行役のことです、念のため。

今回、はじめてモデレータというものをやってみたので、その際に準備したことをまとめてみたいと思います。

今後、モデレータをやる方の参考になりましたら幸いです。

私自身も先輩が共有してくださったノウハウを大いに参考にさせてもらいました。特に、すばらしいノウハウが詰まっていたのはこちらです:
パネルディスカッションを成功させるためにモデレータがしなければならないこと(準備編)
How To Moderate a Panel Like a Pro

また、YouTubeにもスタートアップイベントの動画はたくさんありますが、英語でのモデレーティングの仕方を学ぶ上で
Accelerators panel at Startup America LIVE @ SWSWi
を参考にしました。

ベラルーシの公用語はベラルーシ語・ロシア語ですが、今回のイベントは英語で行われました。

準備する

登壇者の名前を覚え、それぞれのポジション、プログラムの概要をざっとさらう。

これは基本の基本で、一番重要かなと思います。コメントを引き出すときには名前で呼びかけますので、すぐに名前がでてくるようにします。
ちなみに、今回はパネリスト4名とも私は初対面でした。
各アクセラレータプログラムの概要もざっとさらって、頭に入れておきます。

メモをつくる

登壇中は、参加者と登壇者とコミュニケーションをとることに集中したいので、できるだけメモは見たくないですが、大事なポイントを忘れない、万が一頭がまっしろになったときのためにも、重要なポイントはメモに書いておくのがよいです。
私はEvernoteにまとめて、iPad上で見れるようにしておきました。

目標を設定する

冗長なパネルにならないためにも、目標をクリアにすること、そしてそれを聴衆・パネリストと共有しておくことが大事です。
目標を作る上では、「主な聴衆はだれか?」という点を明確にします。

主な聴衆はだれか?

今回のイベントの主な聴衆は、スタートアップのファウンダー、またはこれからスタートアップを立ち上げたいと考えてる、ベラルーシの若い方々です。
ベルリンやロンドンなどの欧州の大都市に比べると、ミンスクのスタートアップエコシステムはまだまだすごく若く、小規模です。
なので、できるだけ基本的な内容にすること、彼らに寄り添った内容にするようにしたいと思いました。

なので、目標は
「(パネルディスカッションを聞いた人が)スタートアップアクセラレータの仕組みを理解できるようになる。今後アクセラレータへの参加を決める、応募する上で参考にできる」
と設定しました。

おおざっぱな構成をつくる

パネルディスカッションの内容をどこまでつめておくか、というのは悩むところです。意外なコメントが出てきたり、ライブだからこそのダイナミックな展開もまた魅力だからです。

とはいえど、ある程度の構成・流れは必要です。

私が作った流れはこんな感じです:
パネルディスカッションのテーマと目的を伝える

各パネリストに簡単に自己紹介をしてもらう(一人30秒)

主要な質問を振る

Q&Aタイム(聴衆から、パネリスト同士)

主な質問をつくる

先に設定した目標をもとに、主な質問を4-5つほど用意しておきます。

今回の主な質問なこんなかんじ:

  • アクセラレータをどのように運営しているのか
  • どのようにスタートアップ・ファウンダーを選ぶのか / 応募プロセスでどうすれば目立つことができるのか
  • スタートアップは株をあげる代わりに、何を得られるのか / 事業開発、メンターシップ、投資家の紹介など?
  • 今日登壇しているパネリストのアクセラレータプログラム以外で、おすすめのプログラムはあるか?
  • 応募の際に、ファウンダーが「やるべきこと&やってはいけないこと」はなにか?

こうした質問は、先に挙げたようなYouTube動画をいろいろ見てリストアップしました。
今回は、私の方で質問を考えてほしいと言われたのでそうしましたが、質問内容をつくるときは主催者側の要望や期待も確認しましょう。

進行の際に気をつけることは?

初めてのモデレータ、しかも母国語ではない英語でやるわけですから、やっぱりドキドキします。

どうやったらうまく聴衆の注意を惹きつけられるか、パネリストのコメントをうまく引き出せるか… 気になることはいっぱいです。

なので、私はYouTubeで同じようなパネルディスカッションを見て、「あ、このセリフは使える!」というものをメモして、それを何度か口ずさみ、本番でスムーズに言えるように準備しておきました。

私が素敵だなあと思ったモデレータに共通していたことは
聞き手の立場に立って話す姿勢です。

「このパネルを聴けば、***が分かるようになりますよ」
「次の10-15分では、***について話しますよ」
「パネリストにコンタクトする方法は**ですよ」

などなど、です。
また、こうした スタートアップ向けのパネルは実践的であることも重要です。
ただ聞いて「ふーん」でおしまい、じゃ意味がない。
その後の行動につながるような、実践的な内容が良いです。

なので、特に聴衆がシャイな文化圏の人であれば(東欧、日本は控えめな人が多いです)
「このあと、ぜひパネリストにコンタクトしてみてくださいね」
「彼らをつかまえて、ピッチしてみてください」
「せっかくのチャンスなので、質問しましょう」

といったように、質問しやすい、行動しやすい雰囲気をつくることも大事だと思います。

英語での進行、心がけたこと

英語で進行する際に心がけたのは、二つ。
・聴衆へのメッセージをクリアにすること
・スムーズな展開になるようにすること

です。

ぶっちゃけ、進行役はパネリストの発言一字一句を理解する必要もないんです。
もちろん、全部理解できるのが理想なのですが、それが難しい場合には、まずなによりも聴衆へのメッセージをクリアにすること、そしてスムーズな展開が可能になるようにうまくクッションワードを挟むことにフォーカスするべきです。

基本:メッセージをクリアにする

たとえば、パネルの目的はクリアにするべきです。
Our objective with our time today is “…………….”
You will learn ******* by listening to this panel.

基本:スムーズな展開を実現にする

上で立てて「構成」に沿って、トピックがスムーズに移るように「クッションワード」を差し込みましょう。

パネルディスカッションのテーマと目的を伝える
Our objective with our time today is “…………….”

各パネリストに簡単に自己紹介をしてもらう(一人30秒)
So, first I am gonna give you 30 seconds for each and let you guys introduce about yourself.

主要な質問を振る
Okay, so first question is…

Q&Aタイム(聴衆から、パネリスト同士)
All right, let’s move on to Q&A

応用:パネリスト・聴衆を引き込む、巻き込む

以上は基本で、あとはよりパネリスト・聴衆を引き込み、巻き込めたら、パネルは面白くなるでしょう。

あるパネリストの意見に対して、違う意見はあるか、他のパネリストに聞いてみる。
聴衆が盛り上がっていないときには「こんなチャンスはないんだから、ぜひ質問して!」というかんじであおる。
パネリスト・聴衆の発言にリアクションして、場を盛り上げる。

などなど、いろいろな工夫が考えられるかと思います。
今回は、応用編はあまり触れずに基本に留めておきます。

振り返り・反省

パネルは無事に終了しました。
反省としては、同じ質問を投げかけたとしても各パネリストごとによって、話す量が違うので、話す量が少ない、言い足りているのか心配なパネリストには補足して質問を振るようにしました。
各パネリストの発言量が同じぐらいになるように、というのは注意するべきポイントかなと思いました。

// スタートアップ関連

ベルリン発の旅行手段検索サイト「GoEuro」、シリコンバレーのトップVCらから大型資金調達
ベルリンの写真共有アプリEyeEm が目指す世界、インスタグラムとは方向性が大きく違う
ベルリン・ポツダム広場のWeWork、素晴らしい眺望のコワーキングスペース

// よく読まれている記事

私が英語をがんばろうと思ったきっかけ、そしてやったこと。
「勝てる市場で勝負する」って本当に大事だと、ベルリンに来てから痛感した
内向型の私が、『内向型を強みにする』を読んで考えたこと

// 著者の紹介

佐藤ゆき: About Me

sponsored link

Pocket










Comments are closed.

Back to Top ↑