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スタートアップ・忙しいファウンダーのためのPR講座 @ベラルーシ


 

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ミンスクのコワーキングスペース・インキュベータのImaguruにて。

ベラルーシの首都ミンスクで開催されたスタートアップイベント(Global Entrepreneurship Weekの二日目)でスピーカーとして登壇する機会をいただきました。光栄です!

せっかくの機会ということで、ベラルーシのファウンダー・スタートアップ関係者のみなさんのためにPRに関することをお話しさせていただきました。

今回、私がシェアしたことをこちらでも簡単にまとめたいと思います。

「スタートアップのためのPR講座」

今回の流れ、内容をざっくりシェアします。

その前に、今回のプレゼンの目標なのですが
「リソースの少ないスタートアップでも効果的に、有用な情報を発信できるようになる。結果としてメディアや自社ブログへの注目があつまり、事業の成長につながる」
というものです。

プレゼンは冗長になると登壇者も聴衆も集中力が途切れて、結果なにも記憶に残らないなんてこともありますので、目標から外れないように意識しました。

以下は、今回のプレゼンの流れと大まかな内容。
使ったスライドは一番下に貼り付けています。

自己紹介

私は日本出身でベルリンで活動しています。
この点はユニークですし、日本のことをよく知らない人がほとんどだと思ったので、前半で簡単に触れておきました。PRのこととも絡めながら。

私の仕事、私の好きなテーマ

どんなメディアに書いていて、どういうことを書くのが好きかという話し。
これを伝えておけば、あとでファウンダーが私に話しかけやすくなると思ったので。

なぜ、私はテックスタートアップのことを書いているのか

ジャーナリストによってモチベーションはさまざまですが、あくまで私のケースということで話しました。

なぜ、ベルリンを拠点に選んだのか?

PRのことからはずれるのですが、スタートアップのハブ都市として成長しているベルリンのことには触れておきたかったのです。
彼らの今後の拠点になるかもしれないですし。

日本のテックメディア

海外製品・スタートアップのことを取り上げることが結構ありますよ、ということと、各メディアによって読者層とフォーカスするテーマはこんな風に違いますよ、というお話。
日本のメディア事情について知れるレアな機会なので。

日本人とテック

どういうアプリ・ハードウェアを使っているのか、製品を選ぶときの傾向、企業がスタートアップとの協業や投資に積極的になりつつある傾向などを簡単に。

PRがなぜ重要なのか

自己紹介と日本のことはここまで。今後はPRについて。
なぜPRをするべきなのか。PRを通じて注目をひきつけ、事業がさらに前に進むことがスタートアップの目標です。

本当に、いまPRが必要なタイミング?

でも!!
PRは重要ですが、タイミングを間違えれば逆に悪いレビューだらけになってしまったりと、信頼を損ねかねません。
なによりも、良い製品をつくることが一番大事。それがあってこそのPR。
良いタイミングとしては、製品やキャンペーンのローンチ時、重要な指標が大きく伸びたとき、新しいマーケットに展開するとき、大きな機能を追加したとき、
などが考えられます。
タイミング、大事!!

プレスリリースの目的、スタートアップに必要か?

プレスリリースの目的は公式情報を多くの人に知ってもらうことで、社外の関係者と良いつながりを築くこと。
大企業にとっては特に重要です。

忙しいファウンダーのためのプレスリリース

PR担当がいないスタートアップはたくさんありますね。
そうなるとファウンダーが直にPR活動をすることもあります。
でも、あらゆることをやっているファウンダーはとても忙しい。
そんな彼らでも効率的にプレスリリースのようなものを作れる方法について。

忙しいジャーナリストのために、ミニマルなコミュニケーションを

毎日メールやスカイプ、そして執筆に追われるジャーナリスト。
忙しい彼らの立場にたって、うまくコミュニケーションをとる方法について。

Eメールを送るときに気をつけたいこと

メールでアプローチすることも多いでしょう。
シンプルで要点がまとまったものが良いです。月曜をさけて、平日の午前中がタイミングとしては良いです。
添付ファイルを開かないジャーナリストもいるんで、メッセージは本文にコピペしましょう。

ジャーナリストと人間らしい会話をする

ジャーナリストも、ファウンダーも人間。根っこは同じ!
良い記事ネタは良い会話からうまれることがありますし、信頼関係も直接会話を重ねることで築けます。
各ジャーナリストごとに興味も違うので、会話を通じて彼らの興味を聞いてみましょう。
相手の立場にたつ、助けるという姿勢が、信頼関係を築くには一番重要だと思います。

それから、取材をしたジャーナリストがその記事を書かなかったとしても、気分を害さないこと。Don’t take it personalです。
ネタに追われている状況かもしれないですし、編集デスクの意向も影響しているかもしれません。

「この時間に、この内容を確実に掲載してもらいたい」という場合は、お金をはらって広告記事を依頼しましょう。それは広告なので。

ブログ、Medium、Facebook

ジャーナリストに取材してもらう、記事を書いてもらうことだけが情報発信の手段ではありません。
長めの文章であれば公式ブログ、Mediumを、短文であればFacebookやTwitterなどを活用して、公式のメッセージを発信しましょう。

特にアメリカのスタートアップはMediumをよく活用してますし、メディアもよくその内容を引用しています。

テーマも自由です。チームカルチャーやデザインシンキング、失敗から学んだことなど、なんでも。

そうやって発信していると、意外なところからコンタクトがくるはずです。

ゲスト寄稿

VentureBeat などはゲスト寄稿も結構頻繁に掲載しています。
たとえば、VR製品をつくっているスタートアップであれば、最近のVRトレンドに関する情報をたくさんもっているはずですから、それについてのインサイトを書いてみるといったように。

文章を書くのが苦手という場合でも、ジャーナリストとの信頼関係があれば、構成などについてアドバイスをもらえるかもです。

ゲスト寄稿は実績にもなります。

良い製品をつくる!

いろいろ書きましたが、やっぱり良い製品をつくることがなによりも大事。
「TechCrunchは家賃を払ってくれないぞ」と500 StartupsのDave McClureも言っておりますね。

良い製品があり、バズっていれば、ジャーナリストは嫌でもフォローしなければならなくなります。

プレゼン資料

今回のプレゼンに使用したスライドはこちらです。

今回のプレゼンで使ったスライドは以下からご覧になれます。

Q&A であがった良い質問

Q&Aタイムでは良い質問もいただいたので、一部をシェアしておきます。

ジャーナリストが間違った情報を書いたらどうする??

Q: ジャーナリストが間違った情報を掲載することもありますよね? そういうときにはどのように対応するんですか?
私: 残念ですが、そういう場合もあるかと思います。その際は、間違っていることを指摘してください。修正した旨を読者に伝えて(文末や文頭に表示をするなど)、修正に対応します。
質問者:それでも、間違った情報が掲載された最初のバージョンが一番読まれますよね? 読者の多くは、再度読まないだろうから、修正した事実は伝わらないかもしれないですよね。
私: 場合によっては、タイトルに【修正あり】と入れるなどして周知に努めるようにします。あとは、なによりも間違った情報が掲載されないようなジャーナリストとの信頼関係を築いておくというのも大事だと思います。

ジャーナリストに送るときのメールの件名はなにが良い?

Q: メールをジャーナリストに送るときの件名はなにがおすすめですか?
私: その情報が記事になったとき、どのようなタイトルの記事になるか、なってほしいかを想像してみてください。そのタイトルを件名にするのがいいと思います。
他の人が挟む: そもそもメールはみんな開封するんですか?
私: (苦笑いしつつ)メールは基本的に全部開封しますよ。もちろん、スパムや広告以外ですけど。
他の人: そのメール、全部読みますか?
私: うーん。スタートアップからのピッチメールでめちゃくちゃ長文だったら、全部は読まないですね。せいぜい、最初の2,3パラグラフでしょう。

以上でした。
Ciao! 🙂

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