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翻訳家・ライターになるにはスクールに通うべき?


 

「スクールに通った方がいいですか?」とライターや翻訳家志望の方から質問をいただくことがあります。

翻訳家やライターになる上で、スクールに通ったり、関連の講座を受けることを検討する人は多いと思います。

実はわたしも翻訳を仕事にしたいと考えたとき、翻訳家を養成する都内のスクールに行きました。
通っていた時期は半年ぐらいで、週に1、2回、仕事のあとに受けるぐらいのペースでした。6年前ぐらいのことです。

私はスクールに通って、プロの翻訳家から指導を受けれたことで学べたことはいっぱいあったと思ってますし、後悔もしていないんですけど、いま振り返ると逆にスクールでは教えてもらえないことというのも見えてきます。

学校やスクールで教えてもらえないこと

たとえば、「正規ルート」外からの仕事の取り方。

文芸翻訳の世界というのは、売れっ子の翻訳家の方の「弟子」のようなものになって、下訳(最初にざっと訳すこと)からはじめて、実力を認めてもらえるようになったら仕事をもらえるようになるということが結構あるようです。
翻訳家を選定するのは出版社ですから、「師匠」に認めてもらえたら出版社の担当者に推薦してもらえるということもあります。

それは基本的にすごく時間がかかるプロセスで、翻訳スクールに何年も通って、先生や先輩との信頼関係を地道に築いていく方もいます。

私はできるだけ早く翻訳の仕事をしたかったですし、何年も通うことはしたくなかったので、とりあえずオンラインメディアの翻訳記事をつくるという副業をスクールに通い初めて半年後ぐらいに応募して、問題なく仕事を得ることができました。

その仕事は海外の面白ニュースネタの記事を参照しながら、自分の言葉で1000文字前後の記事にまとめるというもので、翻訳力とライティングの両方を磨けるチャンスになりそうだと思って応募しました。

そのメディア向けには数百本の記事を書いて、その後に卒業したんですけど、その経験があったおかげで次の仕事も得ることができました。
SNSでヒットをとばした記事も何本かあったんで「この記事を書きました。こういう点に工夫しました」という点を自己PR資料に書いて営業しました。

私はベルリンに移住してから、そういった自己PR資料をつくって、メールで何社かにそれを送って、そのあとスカイプでの面接を経て仕事をいただいてました。

実際に仕事をする、現場からたくさんフィードバックをもらう、というのは翻訳スクールで勉強しているだけでは得られないものです。

ある雑誌の編集部で「プロの翻訳家だと細かい表現へのこだわりが強すぎて、逆に使いにくいんだよ」と言われて、翻訳経験が浅かった自分が仕事をいただけたこともありました。そんな需要もあるんだ、と目から鱗でした。そんなことは、もちろんスクールでは教えてもらえないですよね。

現場の感覚、マーケット感覚、営業の仕方、こういったことはスクールでは学べなかったですけど、仕事を得たり、クライアントとの信頼関係を築く上ではすごく重要なんだなと学ぶことができました。

「スクールに通った方がいいですか?」とライターや翻訳家志望の方から質問をいただくこともよくあるんですが、
スクールで学べること、学べないことを吟味した上で判断するのが良いかと思います。

マーケット感覚について学ぶには、この本がおすすめです。

翻訳の奥深さについてはこちら。
他の人の翻訳と自分のものとを比較しながら、試行錯誤して翻訳する楽しみを覚えられたのは、翻訳スクールに通って得られたことの一つだと思っています。

それでは! 🙂

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