これは続けられそう… 語学学習ツール「Lingvist」で、ドイツ語を勉強中
エストニア発の語学学習ウェブアプリ「Lingvist」。
彼らの存在は1年以上前から知っていて、注目していたのですが、当時はドイツ語がまだ追加されていなかったので使い心地を試せていませんでした。
つい最近、ふとLingvistのサイトにアクセスしてみたら・・・学習言語にドイツ語が追加されていました!!
やったーーと思って、さっそく使い始めてみたのですが、なかなか良い感じです。
アカウントを作成し、学習言語を選んだら、学習者の簡単なレベルチェックが始まり、その後はそのレベルに合わせた練習問題が次々と出てきます。
こんな感じで、ブランクに単語を入力していきます。
私は「英語でドイツ語を学ぶ」コースを選択しました。
問題の下に英語の訳が表示されるので、それに該当するドイツ語を入力します。
分からなければ、リターンキーを押すと正解が表示されるので、それに合わせて単語を入力。正解の単語が入力されたら、作文が音声で読まれれます(音声をオフにすることも可能)。
とてもシンプルなインターフェイスなので、解答に集中できます。
あと、下のプログレスバーに解いた問題数が表示されるので、達成感も得られます。
私は仕事の合間に気分転換に立ち上げて、100問解いて(15分ぐらいでできます)、また仕事に戻るというような感じで使ってます。
ちょっとしたゲーム感覚でできるのが楽しいです。
パソコンとネット環境さえあれば(スマホでもできます)、いつでも立ち上げて、前回の状態から始められるので、すごく簡単。
あと、自分で入力する、つまり書く力(アウトプット)を強化するというのは、語学スキルを向上させる上でとても効果があると思ってます。
創業ストーリーもなかなか素敵なのですよ。
以前、創業者のMaitさんにインタビューしたことがあるんだけど、物理学者だった彼がスイスのCERNで研究していたときに、研究に没頭するあまり地元言語のフランス語が上達していないことに気づいて、でも忙しいから効率的に学習できないもんかということで自分でツールを作ったというのが始まり
— Yuki Sato ✍🏻 (@yuki_sat) 2017年4月10日
そんでLingvistのプロトタイプ作って勉強したら、200時間の学習でフランス語高校卒業レベルの語学試験に合格。プロトタイプを母国エストニアの投資家に見せたら、出資するから会社作れということになって母国に戻り創業。その後、順調に投資を集めて事業開発中。楽天も出資。
— Yuki Sato ✍🏻 (@yuki_sat) 2017年4月10日
初期の投資家の一人は、スカイプの初期の開発に関わったエストニア人のJaan Tallinn氏。スカイプの元メンバーもLingvistに複数参加してる。彼の才能に早期に目をつけた母国の投資家のおかげで、母国で会社つくって世界に事業展開してと… なかなかダイナミックな人生だな。
— Yuki Sato ✍🏻 (@yuki_sat) 2017年4月10日
CERNで物理学研究って超エリートコースだけれども、目指していた物理学の道を断って(おそらく相当な時間を投資していたはず)、母国エストニアで起業したことが彼にとってどんな意味をもつのか、いつか聞いてみたいなあと思います。
— Yuki Sato ✍🏻 (@yuki_sat) 2017年4月10日
日本語で学ぶ場合は、まだ英語しか学習言語がないようですが、これから学習言語も増えることも期待したいと思います。
今のところは無料で使えます。
いつか、なんらかの形でマネタイズするのでしょうが。そのあたりの事業開発プランも気になるところです!
それでは、今日はこの辺で! 🙂
<ドイツ語初心者には、こちらの参考書が超おすすめです>
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