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スマホでプログラミング学習ができるアプリを開発した、ベルリンの日本人チーム「ffab0」にインタビュー


 

こんにちは、佐藤( yuki_sat)です。今回は、Serial Foreignerでははじめてのインタビュー! ベルリンでアプリ開発をする日本人チーム「ffab0」の星野圭亮さんと北國悠人さんにお話を伺いました!

先日リリースしたばかりのプログラミング学習アプリ「Pocket Programming」について、そしてさらに話が広がって、文系だった二人がプログラミングを始めたきっかけやベルリンの居心地などについてもお話を聞きました。

チーム名「ffab0」、なんて読むの?

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左から、ffab0の星野圭亮さん(主にプログラミング担当)と北國悠人さん(主にデザイン担当)

佐藤:初っ端からの質問になりますが、お二人のチーム名の「ffab0」ってなんて読むんですか?

北國:あ、これはですね〜「ファブゼロ」って読むんです!

あ、そうだったんですね! 今初めて知りました(笑)。なんで、ffab0というチーム名にしたんですか?

星野:基本のコンセプトは「三原色」なんですよ。三原色を組み合わせば様々な色が作れるというように、尖った人がいれば周辺はカバーできるという意味なんです。

ぼくらがチーム名をつくるとき、ドイツ語で原色を意味する「Grundfarbe(グルンドファーベ)」の響きがかっこよかったんで、その中の「fab」をとったんです。で、「ff」はHTMLコードにおける白で、「0」は黒なんで、白から黒までカバーするよっていう意味も込めてます。

へえ〜、意外と深い意味が込められていたんですね。そのチーム名っていつ頃つけたんですか?

北國:ちょうど2年前くらいですね。2013年の9月ごろですね。

じゃあ、もうそのときにドイツやベルリンを意識していたの?

北國:星野がそのときからベルリンに興味があって、そのときからベルリン面白いねっていう話をしてたんです。なので、ドイツ語から取りました。

当時からベルリンを意識していたのはなぜですか?

星野:そもそも、日本で事業をやるのが色々な面で面白くないなと感じていて。あと、ずっと日本にいたので、違う場所でトライしてみたいという気持ちもありました。

で、日本以外で探そうとなって、シリコンバレーとかも考えたんですけど、調べれば調べるほど、人件費とか生活コストを考えるとあまり現実的じゃないと思って。じゃあ、別の場所はあるかなって調べていたら、ベルリンがあっているかなと。だから、そのときからベルリンは意識してましたねえ〜。

どんなアプリを作ったの?

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スマホでプログラミングが学習できる「Pocket Programming

そうだったんですね〜。じゃ、そろそろ本題に。お二人が作ったアプリについて聞かせてください。ずばり、どんなアプリなんですか?

北國:えっと、初心者の人がスマホを使ってプログラミングを勉強できるアプリです。ぼくは初心者向けのプログラミング講師を何度か経験させて頂いたりしてて、あと後輩がプログラミングを勉強したいというやつがいっぱいいて、彼らに教える機会があったんですけど、そこで色々感じるところがあって……もっといいプログラミングの勉強方法があるだろうっていうのがきっかけで作ったアプリなんです。

「初心者でも力がつく」かつ「スマートフォンでできる」、そして「値段が高くない」。この3つがキーだなと思ってました。

「初心者でも力がつく」かつ「スマートフォンでできる」、そして「値段が高くない」。この3つがキーだなと思ってました。

初心者にとって、プログラミング学習の壁ってどういうところなんですか?

北國:「何言ってるか分からない」ってとこですかね。

星野:ぼくら二人とも、知識ゼロからプログラミングを勉強したんで初心者の気持ちはわかるんですけど、一つのことを説明するのに、2、3個英語のワードが出てきたりして。インスタンスとか、オブジェクトとか。その言葉自体がうまく飲み込めなくて、本質が分からなかったりとか。あと、チュートリアルを終えて、いざ自分でコードを書いたときにエラーが出たら、どう対処すればいいのかが分からないこともよくあるんです。

北國:ぼく、塾講師を昔やっていたんですごくわかるんですけど、教える人って教える側の立場をよくわかっていないといけないんですけど、エンジニアの業界ってやたら難しい言葉を使いたがる傾向にあるんです。だから初心者の人には障壁が高いんですよね。なので、もっと初心者目線に寄り添って、学習が嫌にならないようにしたいと思って作りました。

なるほど。このアプリは、どういうユーザーが主に対象ですか?

北國:RubyとRuby on Railsを習っている方が対象で、学習歴としては最初チュートリアル動画とかで学習をスタートして「なんかプログラミング楽しいな」って思った人が次にやってみるステップ、という位置付けですね。このアプリで学習してから、次に自分で作る段階に進むのがおすすめです。

実際、どんな風にアプリを使うんですか?

北國:じゃあ、実際にお見せしますね。こんな風に問題が表示されて、それに対する答えを選択肢から選ぶような形になってます。

pocketprogramming1
Pocket Programming

こういう問題が4週間セット用意されてまして、これを全部こなせば基礎が完璧に身につくようになっています!

ほうほう、4週間プログラムなんですね?

北國:1日10問で、4週間、28日分です。

もっと早く進めたい人は一気にやってもいいの?

北國:一気にやってもOKです! でも、もともとはぼくがプログラミングを勉強していたときに電車の中で学習できないのがすごく嫌だった経験がベースになっているんです。学生時代とか移動時間が多くて…プログラミングを勉強したいけど、立ちながらも学習できないし。だから、隙間時間に学習したいと思っていて。そんな経験があったので、1日10問という単位で進められるようにしているんです。実際に今のユーザーさんの使い方をみても、多くても一度に数日分という感じですね。

なるほど!隙間時間に学習できるのがキモなんですね。だいたい、1問解くのにどれくらい時間がかかるんですか?

北國:1問につき1分ぐらいですかね。もちろん、解説をじっくり読めば長くなりますけど。

pocketprogramming2
Pocket Programming

学習を振り返ったりもできるんですか?

北國:できます! 10問解くと、その日の正答数がでて、振り返られるようになってます。間違った問題の解説を見直すこともできます。

あと、レベルも表示されるので、初心者としての自分のレベルを確認することもできます。

3ヶ月間、週末に作業して制作した

アプリの制作過程についてお聞きしたいんですけど、このアプリを作るのにどれくらいの時間がかかったんですか?

北國:実質制作にかかったのは、実稼働ベースで30日分ぐらいの作業量です。ぼくらは土日にサイドプロジェクトでこのアプリを作ったので、実際には3ヶ月ぐらいかかりました。アイデア出しは4ヶ月前ぐらいですかね。

二人の役割分担はどんな感じなんですか?

星野:コンセプトを練るのは二人で、実際にコードを書いたり、サーバー側を担当したのはぼくで、デザインとかフロントは北國が担当しました。

ところで、ffab0としてアプリを制作するのは初めてなんですか?

北國:ネイティブアプリを作るのは初めてなんです。これまではウェブアプリを3つ作ってきました。

へえ、どんなアプリを作ってきたんですか?

星野:一つ目はPosition Strategyという、企業の業績を可視化したウェブアプリを作りました。これが2年前に作ったぼくらのファーストプロダクトですね。全部で5000社くらいのデータをカバーしました。

北國:二つ目は、オンライン学習プラットフォームを作りました。

星野:ネット上で授業動画を見ながら議論できる教室みたいなものですね。

あ〜、Schooみたいな?

星野:Schooって生徒同士は話さないじゃないですか? ぼくたちは、生徒同士で議論しながら観れたら面白いんじゃないかと思って、そういうのを作りました。それは最初からグローバルに行きたかったんですけど、施策をうまく練れなくて、あまりうまく拡大できなかったんですけどね。

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ベルリンのアパートでアプリ開発をするffab0チーム

でも、作っただけでもすごいですよ!

北國:年末年始、彼の家に泊まりこんで作りましたね…。

え〜年末年始にそんなことやってたんですか!

北國:やりましたね。基本的にぼくらは長期休暇はそんなことをやってます(笑)。

すごいー! 遊ぶ時間とかないんじゃない?

北國:ないですね。遊ぶよりこっちのが楽しいです! ま、たまに遊びたいですけど、もちろん。

へえー! 楽しくてしょうがないからやってるかんじなんですか?

北國:そうですねえ…楽しいですね。ワイワイ飲み会するのも楽しいですけど、飲み会とかは一晩飲めば十分満足できますし。だから、継続してモノを作るのは楽しいですねえ。

すばらしい〜!

北國:サードプロダクトもどっかの三連休使って、軽井沢行って開発したりってかんじでしたね。

プログラミングを始めたきっかけ

プログラミングを学習していくうちに、事業をやる上では自分でプログラミングをちゃんとできた方が圧倒的に有利だと思ったんです。

ところで、プログラマーの星野さんはもともとは文系ですよね? いつ頃からプログラミングの勉強を始めたんですか?

星野:大学3年の秋からある企業でインターンをしてて、そのときに自分でプログラミングをやらせてください!って言ったのがきっかけでやり始めました。

そもそも、なんでプログラミングをやりたいって思ったんですか?

星野:そもそも起業をしたいと思ってて、起業するならどの分野かって考えたときにITでやるしかないなと思って。で、ITでやるにはプログラマーと会話できるレベルの技術力があったほうがいいだろうというのが出発点でした。

プログラマーと会話できるレベルの技術力をつけたいと思って、実際にプログラマーになっちゃったんですか?

プログラミングを学習していくうちに、事業をやる上では自分でプログラミングをちゃんとできた方が圧倒的に有利だと思ったんです。途中から、プログラミングがめちゃくちゃ好きになったというのもあります。それが5年前ぐらいのことですね。

へえ〜すごいなあ…。そこらへんの話ももっと聞きたいところなんですけど、アプリの話にまた戻りますね。ちなみにアプリは iOS版は出さないんですか?

北國:iOSは出したいとは思ってるんですけど、その前にグローバルに展開したいと思ってます。

星野:そのことを、今日ここに来るまでに歩きながら二人で話し合ってました(笑)。

北國:iOSはこのプロジェクトに共感してくれて、一緒に作りたいって言ってくれる人がいたら一緒にやりたいんですけどね。まずはぼくら二人のリソースしかないんで、Androidで世界のマーケットを取りにいってから、iOSを考えたいと思います。やっぱりiOSが圧倒的に強いのは日本だけなんで。

星野:一応 iOSはぼくら二人とも書けるんですけど、やっぱり時間が足りなさすぎて。

北國:さすがにiOSとAndroidを並行してやるのは、二人ではキツいですね。

世界展開はどんかんじに進めていく予定ですか?

北國:あんまり計画は細かく立ててなくて。やっぱりどこであたるかが分からないので、英語で一度出して反応を見るのが一番いいんじゃないかなと思ってます。展開軸として、国とプログラミング言語、それと学習レベルの3つの軸があるので、まずは1個1個試してみるしかないですね。

英語版のリリースはいつ頃の予定ですか?

北國:今月中には出します!

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おお〜、楽しみです!!ところで、この記事を読んでいる読者の中には、お二人が一体ベルリンで何をやっているのか気になっている方も多いかと思うのですが、一体お二人はここベルリンで何をやってるんですか?

北國:ベルリンで人生を謳歌しています!! ベルリンのスタートアップシーンで、世界を感じています!

ミステリアスですね(笑)。ちなみに、ベルリンの住み心地はどうですか?

北國:星3つ中、3つです! 最高ですよ、本当。ぼくにとっては初海外なんですけど、こんなに海外っていいものかと思ってます。初めてのことばっかりで刺激的ですし、とにかく人が優しいし、刺激的な人も多いです。みんなオープンで、変なタテマエみたいなのもないし。

星野:みんな、無理してないところがいいよね。

北國:帰りたいとは一ミリも思わないですね!

それはいいですね! これからもベルリンで素敵なアプリを作ってください。引き続き、楽しみにしています!

Thank you, team ffab0! 🙂

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