Serial Foreigner

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大好きなモノに囲まれて暮らしたい


 

スクリーンショット 2015-11-20 23.42.29
お片づけがスタートする直前の私の部屋。私はこの白い壁を見つめながら、覚醒しました。

数ヶ月前、体調がいまいちなかんじだったことは、このブログでも書いたとおりなのですが、私は体調を崩したことをきっかけに色々なことを見直しました。

それは主に、人との付き合い方、食べるもの、暮らしかたです。こうしたことを一気に見直したおかげで、体調も良くなって、今はすごくしあわせな感じです。毎日がとても爽やかで気持ちよいです。
まあ、こうした状態もいつまで続くかは分からないのですが、とにかく今はこの今の気持ちよい状態を楽しもうと思ってます。

✳︎ ✳︎

暮らしかたについて、私がここ2、3ヶ月のあいだにやったこと。それは自分が持っているモノを見直すことでした。

私は3年前に日本からベルリンに移住したとき、たくさんのモノを捨てました。
捨てたというよりも、手放したという方が正しいかな。
何十着の服、何百冊の本を手放して、当時の仕事も、色々な人間関係もすべて手放して、すっからかんになって、知り合いが誰一人としていないベルリンに来ました。
そのおかげで、私はすっきりとした気持ちでゼロから新しい生活をスタートさせることができました。

最近になって今住んでいるアパートの契約をするまで、私は自分の住環境や持ち物をあまり重視していませんでした。
というのも、できるだけ「移動しやすい状態でいる」「モノをもたない」ことを優先していたので、ベルリンに来てから必要に応じて買ったモノたちは、どちらかというと最低限の機能ばかりを優先して選んだモノばかりで、そのモノが本当に好きなのかどうかということを考えていませんでした。
引越しも自分ひとりでタクシーを使ってできたほど、私は所有しているモノが最近まですごく少なかったんです。

私にとっては、とにかく仕事を軌道に乗せることや、ベルリンでの生活基盤を確立させること、つまり経済的、精神的に自立することがもっとも大事なことだったので、自分が過ごす生活空間で共に過ごすモノのことはあまり考えませんでした。

移住してから3年間、自分なりにがんばったおかげか、仕事の方はだいぶ順調になりました。
むしろ忙しくて、体調を壊すほどにまで仕事量も増えました。
でも、仕事がどんなに順調であっても、疲労がたまったり体調を壊すと誰もがネガティブになるように、私はたまった疲れをどうすることもできないまま、ベッドに横たわりながら「ああ、疲れた。もう仕事をしたくない」と感じていました。つい3ヶ月ほど前のこと。

✳︎

夏も終わり、ベルリンに秋が訪れようとしていたその頃。

私は疲れきった身体をどうすることもできず、ベッドに横たわりながら自宅の窓を眺めていました。白いカーテンがゆらゆら揺れて、光が差し込み、リビングの白い壁に中庭の木の影がダンスします。

それを見ながら、私は「すごくきれい・・・」と不思議なリラックスした感覚に包まれてきました。

白いカーテンのゆらめきと光に癒されながら、ふと私は自分を癒してくれるものだけに包まれたいと心の底から思いました。

それから私は取り憑かれたかのように片付けを始めました。
家具の配置を自分が納得いくまで変えて、違和感のある色を自分の部屋から排除していきました。
当時のインテリアは、もともとこの部屋に住んでいた女の子のテーストだったので、それを自分が気に入るスタイルにどんどん変えていきました。
そして、自分が愛情を失ってしまったモノをまた手放して、好きなモノだけを残しました。

こうして、私の部屋は白とナチュラルな色がほとんどを占め、自分が愛着を持つモノたちだけが残りました。
同時に私の体調と気分はどんどんアップしていき、不思議な幸福感に包まれるようになりました。

そのとき初めて、私は3年ものあいだ、まったく、本当にまったく考えることのなかった、東京に住んでいた頃の部屋のことを思い出しました。当時もまた、私は部屋の環境を大事にしていて、お気に入りの家具や小物を買い揃えて、夜はキャンドルの灯りを楽しむような生活をしていたのです。

実はそのことを長いあいだ忘れていました。
当時の場所からはとても遠い場所に移り、そして過去を手放して前だけ見ていこうと半ば自分に強制していた私は、当時大好きだったモノたちのことを思い出すことすらしていなかったのです。

移住してから初めて、私は数年前の東京での暮らしが懐かしい気持ちになって、楽しい、幸せな記憶がどんどん蘇ってきました。
あの頃に戻りたいという気持ちはまったくないのですが、穏やかな気持ちで、久しぶりに過去の思い出にどっぷり浸りました。

ベルリンへの移住は私の人生においてターニングポイントではあるものの、当然それまでの30年の人生があって、今の私があります。
今になってようやく、過去のすべてを心穏やかに受け入れながら、充実した今を生きることができているという感覚を得ることができて、私はとてもしあわせです。

そんなことを、体調不良やお片づけを経て、感じることができました。…お片づけのパワーってすごい!!!

Declutter your home. 🙂

最後に、今回のお片づけの際に私のやる気を高めてくれた本を紹介しておきます。

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